掛け合わせはあかぎとふじ。ここ七飯町では、大きさ、外観、甘さや蜜入り具合などの選別基準をした名月を「ななみつき」としてブランド化しています。蜜入り、甘みが強めでフルーティで食味抜群上記に書いた「ななみつき」選別基準ではない名月としてもバランスは見事。噛んだ時の歯触り、口の中に広がる甘さと果汁はこの品種ならでは。

命名はりんごの中の王様という意味をこめたもの。根強い人気を誇っており、甘味、独特な香りは存在感十分。注目品種の「トキ」の親でもある美味しさのバランス見た目とは打って変わって酸味は控えめで、甘味と柔らかめの食感が同時に口に広がり、ジューシーで軽やかな味わいを楽しめます。この傾向は「トキ」にも受け継がれており、「ふじ」「つがる」に次ぐ生産量を誇る定番人気の王林ならではの

りんごをイメージする赤よりも黒っぽい色になったレッドゴールドは蜜入り、果肉の食感がよくなり食味が一味違うものになり、品種の印象がガラリと変わる。寒い年の方が出来が良い昨今の温暖化の影響を特に受けている品種とも言えるかもしれません(他の品種も少なからずですが)。暖かい年ですとどうしても美味しさの本領が発揮できないことから、地球温暖化の影響次第で今後生産終了の可能性も。

旭(日本読みではあさひ)。欧米ではマッキントッシュレッドで、Apple社のiMAC等パソコン製品のネーミングに。国内では食味の嗜好の変化、栽培技術、品種の改良により、生産量がとても少ない品種の1つに。欧米全体ではまだまだ主要品種でもある。過去の甘酸っぱいりんごの味わいを楽しめる現在、人気主流となっているりんごに比べると、どうしても酸味を感じる食味。ですが非常に寒

掛け合わせはふじ×紅玉(こうぎょく)。七飯町では10月下旬頃を目処に収穫が始まります。食味バランスは良好。その秘密は糖度と蜜ひめかみは硬さが中程度とやや硬め、そして酸味がありますけども、14%くらいの糖度と果肉に混ざった蜜で甘酸適和。名前の由来は、岩手県の生産地から見える姫神山。

掛け合わせは「ふじ」と「つがる」。掛け合わせ品種のそれぞれが持つ良いところを忠実に受け継いでいる。シズル感溢れる強い甘味、香り、食感、酸味「ふじ」「つがる」が持つ味の雰囲気を受け継ぐことで、りんごらしいシズル感は説得力に溢れる。2つがMIXされたシナノスイートのフレッシュな食味は新世代ならでは。長野県、りんご三兄弟の次男・次女にあたる。

TOP