黄りんご

掛け合わせは「東光」 と 「ふじ」。王林に似た風貌を持ち、生産量は少なめ。商標登録名が「きみと」で、品種名は「HFF63」。品種名(弘前関連施設の頭文字からとっている)のネーミングが学術感強め(そりゃそうだが)で、ミリタリー感と暗号チックな雰囲気を醸し出す。口に入れた瞬間に広がる爽やかさ品種名とは裏腹に食味バランスは見事。甘味強く、果汁は多め。酸味はありながらも

掛け合わせは、「ゴールデンデリシャス」 、花粉親「スターキングデリシャス」。1998年当時、岩手大学農学部教授だった横田清氏により登録出願。2002年に品種登録。鮮烈な甘さ、シャキッとした食感、風味を感じ取れる香り糖度は平均15度以上と他のりんご品種よりも高い平均数値を叩き出す「はるか」。そして、葉取らずにすることで、太陽の光をたっぷり浴びた葉が作りだす養分がりんご

「yellow」と「hello」を組み合わせた造語である「yello(イエロー)」の商品名でイタリアでライセンス。イタリアの一人当たりのりんご消費量は25・7キロ。日本人の5・3キロの約4倍近くあり、マーケットの広さも十分。甘み、酸味、ちょっと硬めの食感のバランスが◎甘さが強く、酸味は程よく、噛んだ時に「シャキッ!」とした硬い食感が「美味しいりんご食べてる〜」実感が湧い

掛け合わせはあかぎとふじ。ここ七飯町では、大きさ、外観、甘さや蜜入り具合などの選別基準をした名月を「ななみつき」としてブランド化しています。蜜入り、甘みが強めでフルーティで食味抜群上記に書いた「ななみつき」選別基準ではない名月としてもバランスは見事。噛んだ時の歯触り、口の中に広がる甘さと果汁はこの品種ならでは。

命名はりんごの中の王様という意味をこめたもの。根強い人気を誇っており、甘味、独特な香りは存在感十分。注目品種の「トキ」の親でもある美味しさのバランス見た目とは打って変わって酸味は控えめで、甘味と柔らかめの食感が同時に口に広がり、ジューシーで軽やかな味わいを楽しめます。この傾向は「トキ」にも受け継がれており、「ふじ」「つがる」に次ぐ生産量を誇る定番人気の王林ならではの

掛け合わせは王林とふじ。両者のいいとこ取りをした甘さ、酸味、果汁、食感を持つ。口に含んだ爽やかな甘さはトップクラスみずみずしい多汁感によるサラッと通り抜けるような、爽快感の食味を持つりんごのトキ。近年黄色いりんごの生産量は増えており、トキも名月やシナノゴールドなどと並ぶ人気黄色りんご。

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